子どもが、ADHDなどの発達障害であるかどうかを、セルフチェックする方法はたくさんありますが、どういったことを見ればいいのでしょうか。
よく見られがちな発達障害の特徴
よく勘違いされていますが、発達障害は脳の機能障害からくるものなので、親のしつけや育て方は関係ありません。
生まれつき脳の一部に、機能障害が出ているためにおこるものになります。
発達障害がある場合、普通の子とは違う行動や考え方をすること特徴となります。
発達障害を持っていた場合に、3歳ぐらいまでにみられる特徴として多い行動などを紹介しますね。
物事の流れをつかむことが苦手な子も多く、「○○ごっこ」などの遊びをしないことが多くあります。
たとえば、女の子だと、ぬいぐるみや人形などで、ごっこ遊びをする子も多いですよね。
ぬいぐるみなどに、話しかけながら、ご飯を食べさせる真似をするなどの行動をとるような遊びをしないのです。
また、1歳頃過ぎからは、欲しいものをとってほしいときなどに、「指さし」をするようになります。
発達障害の子の場合、指さしをせずに、人の手をつかんで取らせるなどの行動をとります。
他にも、発達障害を持っている子は、自分の体の感覚を確認できないことが多いためか、「つま先立ち」をすることが多いようです。
また、発達障害の子は、物の概念や用途を理解できない場合も多くあります。
たとえば、お皿の真ん中に絵が描かれていたら、お皿に乗っている食べ物ではなく、その絵の物だと認識してしまう行動をとることもあるようです。
[ad#ad-1]
子供のADHDチェック
発達障害にも、自閉症や、学習障害、ADHDなどいろいろありますが、今回はADHDのチェックをしてみましょう。
ADHDの場合、半年以上そのような行動が目立つ場合、あてはまるとして見てください。
・落ち着きがなくて、じっとしていることができない。
・集中して、人の話を聞いていられない。
・順番をまもることができずに、割り込みなどをしてしまう。
・忘れ物が多かったり、物をなくしてしまったりする。
・遊んでいる時などに、よく怪我をしてしまうことが多い。
・場所や時間を考えずに、しゃべり続けることがある。
・課題などやらなくてはいけないことを、最後までやりとおすことができない。
・席に座っていられずに、歩き回ってしまう。
・集団行動が苦手なため、あまり友達ができない。
・すぐにかんしゃくをおこす。
・友達の邪魔をしたり、ちょっかいを出したりすることがある。
・物事を順序立ててすることができない。
・相手の話を最後まで聞かずに答える。
・約束や予定を、忘れてしまうことが時々ある。
・静かにしていることが苦手で、注意されることが多い。
これらのうち、8個以上当てはまる場合、ADHDの可能性があります。
簡単なセルフチェックになりますので、可能性が高いとしても、必ずしもADHDであるというわけではありませんので、医師へ相談してみてくださいね。
小さいうちに、診断し、適切な対応をすることで、症状の改善がみられる可能性も高くなります。
ADHDだったとしても、あまり悲観的にはならず、子供の将来を考えてあげてくださいね。
[ad#ad-1]
この記事へのコメントはありません。