ADHDの人は、不注意により小さなミスをしがちです。
同じことでも何度も繰り返ししてしまうなどのこともあります。
遅刻をしたり、忘れ物が多かったりする傾向もありますよね。
でもそれらは工夫次第で減らすこともできるのです。
どんな工夫をすればいい?
注意がいろんなものに移ってしまい、物をなくすようなことが多い場合は、置き場所を決めておくことも大事です。
場所が決めて、そこにきちんとしまうようにしたら、いつの間にか無くなってしまったということを防ぐことができますよね。
それを習慣づけることで、なくし物を減らすということができます。
何でもかんでも後回しにしてしまい結局忘れてやらないといったことが多い場合は、ノートやカレンダーなどを活用し、やることを書いていくのもいいですね。
ADHDの人は、集中力が続かないことが多く、飽きっぽくなってしまう傾向にもあるので、やることを書いたメモやカレンダーを見るように習慣づけることが大事です。
遅刻が多い場合などは、ぎりぎりに家を出るようにしてしまうと余計に慌ててしまい、忘れ物をしたり、遅刻したりの原因にもなります。
早く出勤しても問題がない会社でしたら、早く出勤しちゃうということもありですよね。
遅刻は怒られることもありますが、早い分には問題ないので早めの出勤を習慣づけることも大事になります。
これらの工夫も、習慣になるようになるまでも飽きてしまい、習慣づけることができない場合も多くあるので、習慣になるまで周りの人やカウンセラーなどに相談したり、協力してもらったりしながら習慣づけていくことも大事です。
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ADHDでも仕事はできる
ADHDだから仕事ができないという事ではありません。
不注意によるうっかりミスや、マルチタスク(複数のことを同時にすること)ができないことが多いため、「怠け癖がある人」や「仕事ができない人」と見られることが多いですよね。
ADHDは発達障害のひとつですが、頭が悪いとかではないので、仕事することは充分できます。
ADHDでない人でも、ミスすることや、マルチタスクが苦手な人もいますよね。
マルチタスクでも慌てずに、優先順位を決めて作業することでできるようになる場合もあるます。
ADHDだからとあきらめずに、工夫次第ではミスなどを減らすことが可能です。
集中力が続かない特徴があるADHDですが、時間や作業に区切りをつけて「○分まではこの作業」などと決めることによって、効率よく仕事できるようにすることも可能ですよね。
また、ADHDの人は、ミスをした時もずっとひきずったままになってしまう傾向が多いですが、そのまま引きずってしまうとさらにミスを生み出してしまう原因となってしまうので、ひきずらないようにすることが大事になってきます。
ミスをしてしまっても、くよくよしているばかりではなく、その原因を見つけ同じミスをしないようにしていくことが大切です。
衝動性が強い場合、イライラすることも多いかもしれませんが、その場を少し離れて気持ちを切りかえるようにすることができれば、職場の人とのコミュニケーションもうまく取れるかもしれませんね。
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