発達障害の特徴として、「空気が読めない」と言われることも多くありますよね。
子供が空気をよめないのも、発達障害である可能性も充分あるのです。
空気が読めないのは発達障害の可能性がある
発達障害の中でも、アスペルガー症候群の場合、その場の雰囲気に合わせた行動や言動をとることが難しい人が多くいます。
人が話している時などに、割り込んできて一方的にしゃべりだすことや、話している途中でも、聞かなくなりどこかへ行ってしまうこと、場所にあった声の調整ができないことなど。
こういった行動は、子供の場合、結構見られますよね。
子供なので、成長途中のために、わからないだけだったり、気が散りやすかったりというだけかもしれませんし、発達障害をもっているためにそのような行動をとっている場合もあるのです。
何度注意しても、治らないようでしたら、発達障害からくる症状という可能性も出てくるのです。
発達障害をもっていて、「空気が読めない」と言われる行動をとっていた場合、普通の対応では理解できていない場合が多いです。
そのため、何度注意したり、叱ったりしても、同じことを繰り返してしまうのです。
アスペルガー症候群の、その場にあった行動や言動をとることが苦手というもののほかに、ADHDなどの衝動性や多動性から来ている場合もあります。
自分が今こうしたいと思ったことを、抑えることができずにそうしてしまっている場合や、じっとしていることができなくて動き回ってしまったり、しゃべり続けてしまったりの場合もあるのです。
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→子供の発達障害検査の内容や種類!どこで受けれる?費用や料金はどの位
発達障害!グレーゾーンの場合もある
発達障害と診断されないが、他の症状にも当てはまる部分があるといった場合、グレーゾーンとよばれるものになる場合もあります。
部分的に当てはまるが、それぞれの発達障害の診断基準を満たしておらなかったり、知能的な遅れがみられなかったりなどで、診断がつかない状態の人がグレーゾーンになります。
グレーゾーンの子も、発達障害と同じように対応してあげることで、改善がみられる場合があります。
診断されていないので、本格的な治療を受けることはないのですが、グレーゾーンでも、療育などのトレーニングを受けることが可能です。
あまりにも、空気をよめないといった行動が多く、何度言ってもなおらないような場合は、発達障害の疑いがある事もありますので、専門医に診てもらうことをオススメします。
他にも、子育て支援などで相談してみることもいいですよね。
発達障害の、他の症状にも当てはまり、頻度が多いといった場合は、診てもらうことをオススメしますが、たまに空気が読めないといった事でしたら、成長途中の子供にはよくある事ですので、過度な心配は必要ないかもしれませんね。
頻度が多く、あまりにも同い年のまわりの子供と比べて多いようでしたら、発達障害の疑いがあるかもしれないと考えたほうがいいかもしれません。
子供の時などに、早期診断されることによって、早期に治療を開始することができ、子供の将来のためにもなりますので、疑いがあるかもと思われた場合、早めに専門医に相談してみてくださいね。
→発達障害の子供に我が子が幼稚園で迷惑をかけられていた時の対処法
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