発達障害をもっている夫や子供をもつ母親は、さまざまなことで、苦労することが多いかもしれません。
どんなことで悩みを抱えてしまうのでしょうか。
本人に発達障害という自覚がないことも多い
夫が発達障害をもっているのを、知っていて結婚したならまだ我慢ができるようですが、発達障害の事が世の中に知られてきて初めて、発達障害だったのかもしれないという人も少なくはありません。
大人の発達障害の場合、小さいころに判断されていないこともあって、外見では見分けがつかないため、本人も気づいていないままの人もいます。
そのため、発達障害の特徴としての行動なのか、元からそういう性格なのかが判断しづらいこともあります。
本人に自覚がないために、特徴としての行動で、自分は生活するうえで困っていないということと、発達障害であることを認めたくない人も多くいます。
夫が発達障害や疑いのある時に、悩んでしまうことは結構あるようです。
約束が守れないことや、遅刻が多いことなども多く、仕事にも影響が出てしまうこともあります。
アスペルガー症候群などの、相手の気持ちを読み取ることができない場合、悪気がないのはわかっているのだけど、傷つく言葉を平気で言われることも多くストレスを抱えてしまっている人が多くいます。
また、話し合いをしようにも、人の話を聞かないことや、自分の都合のいいようにしか解釈しなかったり、自分の思い通りにならないと気がすまなくて怒り出したり、と苦労が絶えないようです。
理解したうえで、結婚していても、思うようにいかなくてイライラすることも多くあるようです。
苦労や努力しなくてはいけないことが多いためか、周りの普通の人と結婚している人と比較してしまうことも少なくはないようです。
発達障害の疑いがある夫で、子供が発達障害だった時に、発達障害をダメなものだと思っている夫だと、子供の発達障害への適切な対応や療育をしているのに、それすらも邪魔されてしまうこともあるようです。
子供のことを考え、離婚してしまうケースも少なくはないようです。
ストレスの貯めすぎは、自分にもよくないので、相談できる人を見つけておくことも必要になります。
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第3者の理解者を作ることが大切
発達障害の夫や子供を持つ母親は、症状が悪化しないようにするため、二次障害での精神病にならないことをさけるためにも、対応に気をつかったり、サポートしていけなかったりで、つらい思いをすることもたくさんあります。
こんなところが嫌という悩みも多いのですが、こういう状況なのを理解してほしいという人もたくさんおられました。
発達障害の事を正しく理解していない人からの、心無い言葉も多いようで、傷つくこともあるようです。
ネットや理解していない人に、悩み相談しても、愚痴や悩みを言ったつもりが、非難を浴びてしまうこともあります。
発達障害をもつ子供や夫に対してや、生活していく中でのストレスを吐きだせるように、発達障害を理解してくれている第3者や、理解してくれる場所を作っておくことは大切なことになります。
そうすることで、自分自身がストレスによって総合失調症などになってしまうことも予防することができますよ。
→発達障害の子供は友達がいない!トラブルを起こしてしまう理由は?
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