映画「マスク」などで知っている人も多いと思われる、コメディアンや俳優としても有名なジム・キャリーさん。
コメディな役以外にも、シリアスな役まで出演されていますよね。
そんなジム・キャリーさんも、発達障害をもっているのです。
ジムキャリーは小さいころから苦労していた
ジム・キャリーさんは、ADHDと学習障害をもっていたのですが、小さいころから人を笑わせるのが好きだったようで、自分の課題が終わった後、すぐ他の友達の邪魔をしに行っていたようです。
通知表に、「課題は一番に終わるのですが…」とかかれているのも凄いです。
衝動性からくるものなのか、課題が終わり次第ふざけては、授業の邪魔をしていたようです。
ジム・キャリーさんは、学習障害の中のディスレクシアをもっていたためか、元々はすごくおとなしかったようですが、「人を笑わすことができる」ということに気づいてから、性格が一変して明るい子になったようです。
もし、そのことが無かったら、今の活躍されているジム・キャリーさんを見ることができなかったのかもしれないですよね。
ADHDの多動性と衝動性が抑えられなかったジム・キャリーさんですが、ある日先生の一言で変わります。
「授業の邪魔をしないでくれるなら、パフォーマンスの時間をあげてもいい」と言われ、先生から提案されたことで、クラスメートの前で演じる時間をもらえるというチャンスもできました。
そんな明るいジム・キャリーさんですが、貧困のため高校を中退し、家族のために働きだします。
ワーゲンのバーンで暮らすまでという生活にまで、落ち込んでいった時もあったようです。
父親の失業に加え、母親がうつ病で働くことができなかったため、ジム・キャリーさんは、家族のためにとても頑張ったのですね。
今でこそ、ハリウッドスターにまでのぼることができたジム・キャリーさんですが、相当な苦労を経験してきています。
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ジムキャリーは大人になってからはうつ病にもなっている
ジム・キャリーさんは、ADHDの特性をいかしていて、好きなことには物凄く集中することができるということを、仕事にいかすことができているようです。
俳優業をされているので、セリフを覚えることもありますし、もちろん台本もありますよね。
ディクレクシア(失読症)をもっているジム・キャリーさんは、文字の認識に弊害がありますので、苦労したことかと思われます。
ジム・キャリーさんの場合、持ち前の記憶力を活かしてのセリフ覚えをしているらしいです。
記憶力はよかったらしいので、それが幸いでしょうか。
でも、主役や主役級の役も多いので、セリフの量は、とてつもない量になりますよね。
学習障害の方は、視覚優位な方は絵などで覚えることや、聴覚優位な方は聞いて覚えるなど個人差があり、覚え方にも個人差があります。
ジム・キャリーさんが、どういったセリフや台本の覚え方をしているかは、わからないのですが、相当な努力と苦労をしているのはうかがえますよね。
また、大人になってからはジム・キャリーさん自身も、うつ病になってしまい、薬の服用をしていました。
現在は、薬の服用をやめ、食事療法に切り替えているらしいです。
ADHDと学習障害(ディスレクシア)とうつ病の3重苦をかかえているジム・キャリーさんですが、コメディアンや俳優の他にも、プロデューサー、脚本家まで手掛けておられます。
コメディアンとして、また俳優としても、今後も世界中のみんなを笑顔にしてくれることに期待したいですね。
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