アメリカを代表するシンガーソングライターの、ジャスティン・ティンバーレイクさん。
歌って踊れるシンガーとして以外にも、俳優業もおこなっており、音楽会、映画界を牽引する人です。
そんな彼も、発達障害を抱えています。
トップアイドルとして君臨するジャスティン・ティンバーレイク
ジャスティン・ティンバーレイクさんは、子供番組「ミッキー・マウス・クラブ」で、有名になりました。
「ミッキー・マウス・クラブ」卒業後には、ポップグループの最年少メンバーとして活躍し、世界中のトップアイドルとなっていました。
2002年には、ソロデビューし、グラミー賞も受賞されています。
しばらく音楽活動から離れていたのですが、2013年に、活動再開したものでも、初登場1位という記録を持っています。
俳優としても活躍されており、コメディをはじめ、アクションやサスペンスまで幅広い演技を魅せてくれます。
歌手と俳優以外にも、音楽プロデューサーでもあり、今までにグラミー賞を6つ、エミー賞を4つと獲得しています。
まさに、トップスターと言えるほどの、実力の持ち主ですよね。
子供時代から、TVで活躍していたジャスティン・ティンバーレイクさんですが、ADDと強迫性障害を抱えています。
出かけるときなどに、ガスの元栓を閉めたか、家の鍵を閉めたかなど不安になってしまうことは、みなさんあるかと思います。
たまに不安になるぐらいでしたら、誰もが経験ありますよね。
強迫性障害の場合、その不安が度をこしてしまい、生活にまで支障が出てしまう障害になります。
不安以外にも、こだわりが過ぎていることもあります。
自分の中の並べ方でないと気がすまないことや、これはこうしなくてはいけないなどの強迫観念と常に戦い続けてしまう障害なのです。
強迫性障害になる原因として、性格やストレス、感染症や生育歴など、様々なことが関係しているといわれているのですが、原因はいまだにはっきりとは分かってはいません。
また、病気だと気づかない人も多く、ただ不安症な人や、こだわりが強い人と思う人も多いのです。
本人自体も、病気のせいでそうなっていることに、気づいていない場合も多くあります。
ジャスティン・ティンバーレイクさんは、子供のころから靴をきちんと一列に並べなくてはいけないなどの強迫観念と戦ってきました。
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ジャスティン・ティンバーレイクはさまざまな共有に苦労する
強迫性障害は、治すことも可能な病気と言われていますが、今でもその強迫性障害と向き合っています。
子供のころなどに、靴を並べなくてはいけない、これはこうしなくてはいけないといったことが強くても、「そういうしつけをされているんだな」と思って気にならないですよね。
強迫性障害をもっている人からしたら、「どうしてこうしなくてはいけないのかわからないけどやらなければいけない」という思いが常に頭をよぎってしまい、そのこだわりなどが生活に大きな支障をもたらすのです。
強迫性障害だけでも生活に支障をもたらしてしまうのに、ジャスティン・ティンバーレイクさんは、ADDも併せ持っています。
ADDは、不注意が多いことや、集中力がなく、忘れ物をすることや、予定を忘れることも多くなります。
そんなADDと強迫性障害が組み合わさった時、どうなると思いますか。
「やらなくてはいけない…のに、うっかり忘れてしまう」のです。
なので、普段の生活をするだけでも、すごく大変だと思います。
現在は、結婚して子供もいて、パパとしても頑張っているようです。
強迫性障害をもっているため、色々なことを共有することがとても大変らしいですよ。
「これはここ、あれはここ」などと決まった位置にこだわってしまうため、同じ冷蔵庫を使うのにも苦労しているのだとか。
一緒に生活していたら「冷蔵庫を別々にしたらいいと思うのに…」と考えてしまいそうですよね。
ジャスティン・ティンバーレイクさんは、やらなければならないことを書き出して、それを完璧にこなせるように、常に確認するといったことを、日ごろから心がけていられるようです。
ADDと強迫性障害の組み合わせは大変そうですが、これからの活躍にも期待したいですね。
→ジム・キャリーさんのケース!ディスレクシア・ADDのエピソード
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