ADHDやアスペルガーの人は発達障害の1つになるためか、社会に出たときに仕事ができない人と思われる傾向にあります。
ADHDやアスペルガーは本当に仕事ができないのでしょうか。
ADHDやアスペルガーでも仕事はできます
ADHDやアスペルガーは発達障害なので、頭が悪いという風に思われがちです。
「発達障害=頭が悪い」とかではないのですが、症状をよく知らない人はそう思っている人も少なくありません。
向いていない仕事をしている場合、発達障害を持ってない普通の人と比べると要領が悪く、何度もいってもミスするなどをみてそう思ってしまう人もいるのかもしれません。
アスペルガーの人は、相手の気持ちをうまく読み取れないため相手を怒らせることが多くなってしまい、職場で浮いてしまうこともあります。
ADHDの人は、細かいミスが多かったり、複数の作業を同時にできなかったりすることもあるのですが、業種によるのです。
ADHDやアスペルガーの人は、対人関係が不得意な部分がありますよね。
業種によっては対人スキルが必要となるので、それがうまくいかないのも仕事ができない人と見られてしまうのかもしれません。
ですが、ADHDやアスペルガーの方でも適職につけば、仕事も普通にできます。
アスペルガーの方でしたら、パターン化を好み、1つのことに集中して作業をできることがあるので、対人関係が少なく済む仕事で、専門職などが適職だと思います。
ADHDの人も、対人関係が少なく、同時に作業することが少ない仕事が適職になります。
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→ADHDとアスペルガーは併発・混合・合併はしないのか?診断結果でわかる!
適職でなら仕事ができる人にも
仕事ができないとみられてしまうのは、今の仕事が自分にあってないからです。
自分にあった適職をみつければ、仕事ができる人と見られるぐらいになるかもしれません。
アスペルガーの一定のやり方にこだわるという特徴は、状況が変化しない職場でしたらデメリットではなくメリットになりますよね。
臨機応変に対応することができないのなら、臨機応変に対応しなくてはならない場面が少ない職業に転職すればいいのです。
遅刻が多くなってしまいがちのADHDの人でも工夫次第では、改善できるのですよ。
自分にあった業種に転職してしまえば、不向きな仕事をつづけ、劣等感を覚えることもありませんよね。
適職につくことは二次障害も防ぐことができます。
仕事が周りの人と比べうまくできなくて、精神状態に支障をきたしてしまう前に適職への転職は大切なことです。
学者や研究者、デザイナーやプログラマーなどの職業は、対人関係が少なく自分のペースで作業を進められる仕事になるので、ADHDやアスペルガーの人にとっては向いています。
研究者などは、アスペルガーの特徴の1つであるこだわりが強いということもメリットとして使えますよね。
ADHDの人の特徴である興味がある事だけには、集中することができるということも、仕事によってはメリットに変えられるのです。
ADHDやアスペルガーの人は仕事ができないわけではないので、自分にあった適職を見つけ転職することも、叱られたり注意されたりからの劣等感を軽減させることにもなるので、今の仕事が向いていないと分かったら、自分にあう仕事を見つけることも考えてくださいね。
→ADHDとアスペルガー症候群の根本的な違いとは?両方の特徴のまとめ!
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