ADHDは、症状の度合いによっては、障害者手帳を発行されることもある事からか精神病などの病気だと思われていることも少なくありません。
そのため、「できないのは甘えているからだ」と思われてしまうことも多いようです。
ADHDは病気ではない
ADHDは、生まれつき脳に障害があることでおきる発達障害になり、病気ではありません。
先天性の障害となり、病気と違って治るものでもないのですが、ADHDのことを理解していない人にとっては、精神病などの病気と勘違いされ、甘えているからできないのだと思われてしまうのです。
残念ながら、ADHDのことを正しく理解していない人も多いため、実際言われてしまうことも少なくはないようです。
大人の場合は余計に、周知されていない時や、仕事場の環境などによって、精神病と思われてしまい、ADHDの特徴でもある不注意によるミスや何度言われても同じことを失敗してしまうことが、「甘えているからできない」や「怠けているからだ」と、とられてしまうようです。
ADHDの特徴でもあり、できないことはできないのですが、努力すればできるのではないかと思われてしまうことが非常に多いです。
ADHDと判断されている人でも、「できない」ということに納得できず、自分に甘えがあるからではないかと思ってしまうほど、認識されていないことも多いようですね。
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ADHDは完治は無理でも症状の改善は可能
ADHDなどの発達障害は完治させることはできませんが、症状を緩和させることは可能です。
できないことを無理にやるのではなく、できることをきちんとできるようにするということも大切なこととなります。
できることも、やる気が出なくできなくなってしてしまうのは、甘えや怠けととらえられてしまうかもしれません。
ADHDなどの発達障害をもっている方は、うつ病などの精神病などの二次障害をかかえやすい傾向にもあります。
ADHDの特徴を理解されずに、甘えや怠けと言われる事や、自分で思い込んでしまい、ストレスをためすぎてしまうと、二次障害をもってしまうことにもつながりますので注意が必要です。
甘えや怠けととられてしまうことは、きちんと専門医に診断されていないのに、ADHDの特徴などに当てはまるから、「ADHDなのかもしれない」という人が多いからなのかもしれませんね。
ADHDと診断されていない普通の人でも、不注意がある事はありますが、ADHDの場合は、薬で症状を抑えることや工夫していくことが必要なこととなります。
また、「ADHDである」ということを周知のものにしていない場合にも、理解されることはないので、甘えや怠けと言われてしまいますよね。
ADHDの特徴である、不注意・多動性・衝動性は、普通の人と違い、ちょっと注意するぐらいでは改善がみられないことが多いです。
ADHDの特性でもあって「できないことはできない」のです。
まわりの支援やサポートがあって、できるようになることもありますので、あまりストレスを溜め込まないようにしてくださいね。
薬物治療や心理療法などで、症状を改善することは可能ですので、頑張ってください。
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