発達障害をもっている人は、コミュニケーションが苦手な人が多いです。
コミュニケーション障害にもいろいろありますが、発達障害の人の場合、どういった特徴があるのでしょうか。
発達障害の種類にもよる場合がある
発達障害のなかで、「コミュニケーションが苦手=アスペ(アスペルガー症候群)」ととられている方も多いですよね。
アスペルガー症候群以外の発達障害も、コミュニケーションが苦手な場合があります。
ADHD(注意欠陥多動性障害)の場合、相手の話を聞かず、自分の話を一方的に話してしまうことも多くあります。
アスペルガー症候群の場合、相手の感情を読み取ることができないため、悪気はないにしても、相手を傷つけるような言葉を平気で言ってしまうこともあるのです。
他にも、その場の雰囲気にあった行動や発言をとれないことも多く、「空気が読めない人」と思われることも少なくありません。
アレやコレなどの、曖昧な言い回しを理解できない事も多く、会話が続かなくなってしまうこともあるのです。
「発達障害=コミュニケーションができない」というわけではなく、個人差もあり、普通にコミュニケーションがとれている人もいます。
発達障害の種類やタイプ、その人の性格などにもよって、コミュニケーションの取り方が違ってきますよね。
タイプなどによっては、聞き役に回ることが多く、自分の意見を言えない人もいるのです。
発達障害をもっている人全員が、コミュニケーションが苦手というわけでもないのですが、普通の人と比べ、コミュニケーション能力が低いことが多いです。
発達障害をもっている人で、コミュニケーションをとりたいがうまくできないという人もいれば、他人に興味がなく、自分からかかわろうとしない人もいます。
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コミュニケーションがとれるようにするには
発達障害をもっているが、周りの人と仲良くしたい、コミュニケーションをとりたいという場合は、心理療法を受けることや、子供のうちから療育を受けることが大切になってきます。
子供のころから診断されていることや、疑いがあるようでしたら、将来周りの人とコミュニケーションが取れるように、同い年の子と溝ができないようにするために、療育などでコミュニケーションの取り方を学ぶことは大切なこととなってきます。
大人になってからわかった場合でも、心理療法などの治療をすることや、トレーニングをすることによって、周りの人とコミュニケーションをとることも可能になる場合もあります。
発達障害を理解してくれる人でしたら、わかりやすい言い方をしてもらうなどの、適切な対応をしてもらうことで、コミュニケーションが取れることもあります。
コミュニケーションがうまく取れないことで、ストレスを抱えてしまい、うつ病などの二次障害をもってしまうことだってあります。
他人に興味がなく、仲良くなりたいという気持ちがない場合は、無理にコミュニケーションをとろうとせずに、対人関係が少ない仕事に就くという方法も1つの解決方法なのかもしれませんね。
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