不注意・多動性・衝動性の特徴を持つ発達障害のADHD。
ADHDと診断された方は、改善や緩和するために治療をされていますよね。
しかし、ADHDの症状が悪化する場合があるのです。
ADHDの症状が悪化してしまうと、多動性・衝動性などがさらに強く出るようになってしまい、二次障害として精神障害を併発してしまうことがあります。
ADHDが悪化する原因とは?
たとえば、悪化する原因のひとつに、朝起きられないなどで、無理に寝ようとする、朝早くに太陽を浴びて目を覚まそうとする行為があります。
夜更かしして寝るのが遅くなってしまうと、朝起きられなくなりますよね。
それを平均的なリズムに戻そうと、眠くなくても無理に早く布団に入ったり、無理にでも早く起きようしたりする人は多いです。
普通の人なら問題のない行為とも言えるのですが、ADHDの人だと違ってきます。
ADHDの特徴として不注意というものがありますが、注意力をうまくコントロールできないため、ADHDではない人がやるように同じようなことをしてしまうのは、悪化する原因ともなっているのです。
注意力のコントロールがうまくできないのに、寝不足のまま朝早く起きようとすると体内時計を狂わせることとなり、睡眠バランス改善どころかADHDの症状悪化につながってしまいます。
また、食べ物によって悪化することもあります。
一般的に料理やお菓子などには砂糖が入っているもの多いですよね。
実は砂糖には、気分を安定させる成分を取り除いてしまう作用があるので、砂糖の摂りすぎは注意が必要です。
コーヒーやチョコレートなどに含まれているカフェインもADHDの症状を引き起こす原因となるので注意してください。
他にも、ファーストフード・炭酸飲料・黄色い野菜などもADHDの症状を悪化させるといわれています。
人によっては、体に合わない食べ物もあるので、これ以外にも症状を悪化させてしまう食べ物もあります。
もし食べてから症状が悪化するようでしたら、その食べ物を避けるようにしてもいいですね。
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ADHDにストレスは大敵です
ADHDの方がストレスをためてしまうことは、症状の悪化だけではなく二次障害として精神障害も併発してしまいます。
うつ病や睡眠障害などを併発しやすい場合が多く、症状が悪化してしまうとお酒や薬物に逃げてしまう人も多く、アルコール依存症や薬物依存症になる方も多くいます。
ストレスの発散の仕方は、人それぞれ違うのですが、間違った方向へのストレス発散は依存症へ発展してしまう恐れがありますので注意してくださいね。
精神障害を併発しないようにするためにも、なるべくストレスを貯めこまないことが大事です。
あまりにも、ADHDの症状が強く出てしまっているようでしたら、精神科での受診やカウンセラー・医師などに相談してくださいね。
職場でのストレスが原因でうつ病などになって、ひきこもってしまう人も多いようなので、症状が悪化した状態が続くようでしたら早めの受診をオススメします。
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