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重度自閉症の将来!親亡き後は施設に行くしかないのか?

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自閉症の人は、将来施設に入るしかないのでしょうか。

両親などが生きているうちは、親がサポートなどをしてあげられるのですが、無くなってしまった後どうなってしまうのでしょうか。

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重度自閉症の場合は施設に入る?

自閉症でも、知的障害を伴わない場合や、知的障害が軽度や中度だった場合は、自立支援や障害者サポートセンターなどを利用しながら普通に社会生活を送れますし、就職も可能です。

ですが、重度自閉症だった場合は、施設での生活もあり得るのです。

重度自閉症で、知的障害も重度だった場合には、現状では受け入れ可能な施設も少ないです。

18歳未満の場合、自閉症児施設に入ることになります。

自閉症児施設には、2種類あり、第1種の医療型、第2種の福祉型と分かれています。

どちらも、独立自活のために必要な知識や技能を教えてくれます。

他にも生活指導もどちらもあるのですが、医療型のほうの施設では、精神科医による心理指導もあるという事だけが違います。

また、施設の利用には利用料がかかる場所が多いです。

施設の利用料については、施設によって異なり、受けられる割引や、所得に応じての負担上限費なども違いますので、施設への問い合わせが必要となります。

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→発達障害の療育の内容や費用!

施設へ入所できない事もある

18歳以上の場合は、在宅で過ごすか、自閉症支援施設や障害者支援施設への入居が可能です。

施設に入る条件を満たしていなかったり、利用者がいっぱいだったりで、入所できない場合などには、グループホーム(共同生活援助)ケアホーム(共同生活介護)などの施設への入所になることもあります。

もしくは、支援入所施設へ通う形になるショートステイになることもありますよ。

施設に入所以外には、在宅で支援サービスを受けることになります。

施設では、生活指導や、作業や仕事の指導、健康管理指導、余暇の過ごし方の指導などが行われます。

自閉症者用の施設は少ないこともあり、知的障害を伴っている場合には、知的障碍者用の施設を利用することも多いようです。

将来困らないようにするためにも、小さいころから自閉症と診断されているのであれば、療育や行動療法などの治療を積極的に取り入れていくことで、将来必要な社会性やコミュニケーションの取り方、身の回りのことを自分ですることなどを学ぶことができます。

自閉症の子をもつ、お母さんやお父さんは子供の将来のことも不安になるかもしれませんが、小さいうちから療育などで、トレーニングを積み重ねていくことによって、症状が改善されることもありますので、早期発見・早期治療はとても大切なことになるのですよ。

また、施設の入所は、症状の度合いが重度の方からの入所が多いことや、入所人数の空きが少ないこともあり、重度でもなかなか入れないこともあるようです。

空きがなくても施設に入りたい場合は、根気よく空きが出るのを待つしかありません。

→アスペルガー症候群の子供の治療を病院以外で相談できる場所は?

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