自閉症の子供を普通学級に入れるのは危険なのでしょうか。
支援級にいれるより、普通学級に入れたいと思っているお母さんも多くいます。
自閉症の子の学級はどちらに入れるかは選べる
自閉症などの発達障害などを持っている子は、症状の度合いによっては、学校側から支援級に入るのを勧められることがあります。
しかし、強制力があるわけではないので、普通学級に入るのか、支援急に入るのかは、選べるのです。
子供のお母さんやお父さんとしては、普通学級に入れたいと思っている人も少なくはありません。
症状が軽くて、言葉の遅れなどもなく、コミュニケーションもとれるようでしたら、普通学級でも問題なく過ごせる子もいます。
ですが、コミュニケーションが苦手な子や、言葉の遅れがみられる子など、症状によっては、普通学級だと周りとの溝が深まってしまう場合もあります。
普通学級か支援級か、判断するのはご両親にはなるのですが、子供のためを第1に考えて選ぶことがとても重要なことになります。
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→発達障害グレーゾーンの特徴!子供は小学校の普通学級でやっていける?
自閉症に二次障害の危険性もある
自閉症の子供の両親には、かたくなに普通学級に入れたいという人も少なくありません。
ですが、子供のことを第1に考えた時に、それで本当にいいと言えるのでしょうか。
周りの同い年の子と比べ、発達の遅れがみられる場合には、発達の遅れなどからいじめの対象になってしまうことや、不登校やうつ病などの二次障害のきっかけを作ってしまうことにもなることを頭に入れておいてください。
普通学級にいれたとして、周りについていけずに、不登校になってしまったら、ストレスを与えてしまったらということを考えてあげることは大切なこととなります。
支援級に入ったからダメということはありません。
はじめは普通学級にいれてみて、ついていけないようだったら支援級にうつせばいいと思っている親も少なくはありません。
支援級にうつしたとしても、その間に受けた子供の心の傷は残り続けてしまうのです。
それでしたら、支援級に入れてのびのび過ごさせた方がいいと思いませんか。
症状の度合いによっては、普通学級でも問題なく過ごせるかもしれませんが、場合によっては、普通学級にいれたことによって二次障害をもたせてしまうことだってある事を忘れないでくださいね。
支援級=知的障害をもっている人という認識もありますが、学校によっては、知的障害がないための発達障害向けのクラスなどもあるところもありますので、数は少ないかと思いますが探してみることもいいかもしれませんね。
また、中には、普通学級に入れた時に、自閉症をもっている子供がパニックを起こすなどで授業を中断してしまったり、他の子と合わないような行動が多かったりした時に、周りの子供の親から非難の目で見られてしまうこともあります。
子供のほうは、順応性が高いのか「そういう子だから」ととってくれることも多いですが、そうでない場合いじめに発展してしまうこともあります。
いろいろな点に注意して考えたうえで、どちらのクラスに入れるか検討してみてくださいね。
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