多くの人が、高校受験や大学受験にむけて受験勉強をしはじめます。
大事なところにマーカーなどで線を引いたり、英語などでは単語帳などを作ったりと様々な受験勉強の方法があります。
ADHDの人も同じようにしたら効果的なのでしょうか。
一般的な方法では向かない人も多い
マーカーでの線を引くことや、単語帳を作るなどは、ADHDの人だと合わないことも多いです。
線を引くことや単語帳を作るなどの準備に気をとられて、肝心の勉強ができない場合もあります。
それ準備の段階でも、最後までできず、途中で飽きてしまったり、先延ばしにしてしまったり、途中で他のことをしはじめてしまうなどがおこりかねません。
個人差はありますが、机に長時間座っていられないという場合もありますよね。
ノートをずっと開いていることが無理だったり、問題文を読んでいる途中で他のことに目がいってしまって途中でやめてしまったりなどもあるそうです。
[ad#ad-1]
ADHDでも効果的な方法はある?
勉強に集中できずいろいろなものに、興味がそらされてしまう環境では勉強も思うようにできません。
勉強する机の上に関しても、勉強に必要なもの以外が置いてあると、その物に興味が移ってしまうことだってあります。
まずは机の上の環境を整えましょう。
置いてあるものや飾るものなども減らすかしまっておくといいですよね。
好きな教科は集中できるけど、それ以外の強化は途中で飽きて違うことをしだしてしまう場合も多いです。
集中できない場合は、無理に「勉強しなくては・・・」と机に向かわず、時間を決めて机に向かうのもいいですよ。
決めた時間にアラームなどをセットし、「アラームがなったら、○時間(分)この教科を勉強する」といったように、時間とすることに区切りをつけて勉強してください。
短時間だったら集中できる人が多いので、区切りをつけることで効率的に勉強することができます。
計画表や時間割りを作って勉強をするというのもいいですが、計画通りにできない場合もありますよね。
そんな時でも、「やらなきゃいけないのに」という考えから焦って余計に手がつかなくなってしまう人もいます。
「絶対にこうしなくてはいけない」ではなく「この時間はこうしたい」と思っていた方が、気持ちに負担もかからず、気楽に勉強することができますよ。
ケアレスミスが多い傾向にもありますが、確認する癖をつけるようにすれば、ミスも減る場合があります。
計算問題のある数学は特に確認する癖をつけたほうがいいですよね。
また、家だといろいろなものがあり、勉強する予定だったのに、ゲームや漫画、TVなどに興味が移ってしまい、勉強しなくなるということも多いので、図書館や学校などと勉強場所を変えるのも1つの方法になります。
1度に集中して、そのあと勉強しなくなり忘れてしまうということもありますので、毎日少しづつでいいから覚えていくなどして勉強することも大事ですね。
→ADHDの人はアルコール依存症になりやすい?原因は不安から来るものだった?
[ad#ad-1]
この記事へのコメントはありません。