「過保護のカホコ」の主人公・カホコには、第1話から「イライラする」という声が続出しました。
公式ホームページでは「奇跡の純粋培養」という設定ですが、「過保護に育てられただけでは、こうはならないのでは!?」として、カホコに発達障害を疑う声が聞かれました。どんな理由からカホコは発達障害が疑われるのでしょうか?
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当たり前のコミュニケーションが取れないから
カホコは、うまくコミュニケーションが取れません。困った時には口をポカンと開けて、救いの手が差し伸べられるのを待ちます。それが度を越した過保護の結果なのか、カホコに問題があるのか、見極めが難しい描き方になっています。そのため、発達障害を疑う声を生んでいます。
その一方、カホコは、言いたいことが溜まると、感情的にまくしたてます。相手に配慮した言い方を考えることができません。
また、カホコは人の話を聞きません。聞き入れるのはママの言葉だけです。喋る時の相手との距離感も普通ではありません。明らかに近づきすぎて、相手を驚かせてしまうシーンがあります。
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衝動的に動くことが多いから
カホコは、毎回のように走っています。走る必要がない時にも、カホコは走っています。走り方が年頃の女性に似つかわしくない様子で、小学生の男の子のような印象を与えます。実年齢にふさわしくない行動の幼さに、イライラする人が少なくありません。
考えもなしに動き回る結果、しくじりも多く、カホコは大小取り混ぜて多くの失敗をします。失敗すると、カホコはパニックになって慌ててしまいます。感情の浮き沈みが激しく、ネガディブになるかと思うと、妙にポジティブになったりもします。
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尋常でない過眠傾向を見せるから
カホコは、極端な過眠傾向を示します。朝は自分で起きることができません。満腹になると眠り込んでしまいます。電池が切れた人形のように、パタンと眠ってしまいます。学童保育のインターンシップの最中も、眠気と必死に戦っていました。
発達障害の人には睡眠障害を起こしている人が少なくありません。特に、衝動性を特徴の一つとするADHDの人は、「朝起きるのが苦手」「日中眠気と戦う」という人が多いとされています。ただし、発達障害の人は、カホコと違って、夜の寝つきが悪いというケースが少なくありません。
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