ADHD不注意型は、集中力が持続できないため、うっかりミスや忘れ物が多く、日常生活に支障を来たします。ADHD不注意型と診断された場合は、どのような治療をすれば良いのでしょうか?治療対策は、服薬に限られるのでしょうか?
目次
ADHD不注意型はドーパミンの不足が関与している!よく使われる薬は×××
ADHD不注意型には、ドーパミンの不足が関わっているとされています。ドーパミンとは、快感や意欲に関わる神経伝達物質です。新しい刺激がもたらす感動によって、ドーパミンの分泌が増えると言われています。
ADHDの人は、ドーパミンの働きが悪く、そのために、興味の対象を次々に変える事で、ドーパミンの分泌を増やそうとしているのではないかと考えられています。
ADHD不注意型と診断された場合は、ドーパミンの働きを良くする薬が処方されます。よく使われるのが、「コンサータ」です。
コンサータは、ノルアドレナリンとドーパミンを活性化する作用があります。
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薬物治療には副作用のリスクがある!こんな症状が現れたら要注意
ADHD不注意型は、ドーパミンの不足が関わっているとされます。薬でドーパミンを活性化してやると、「すっと気持ちが落ち着く」「作業に集中できるようになる」などと効果を実感できます。
ただし、ドーパミンが増えすぎてしまうと、副作用が現れます。食欲が出なくなって体重が減少したり、寝つきが悪くなったり、体を揺するのを止められなくなったりしたら、薬の副作用です。
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薬物療法は症状を一時的に抑えるのが目的!心理療法も併用するのが望ましい
副作用のリスクがある事に加え、ADHDの治療に使われる薬は、ADHDを根本的に治すのが目的ではありません。症状を一時的に抑えるのが目的です。薬物療法と併せて、心理療法も行うのが普通です。
心理療法では、本人の特性に合わせて環境を調整したり、問題行動が減るように指導したりします。不注意型では、机の上に物が多いと、注意が散漫になってしまうので、勉強をする際は、必要最小限の物しか置かないようにします。
また、机の周辺につい立を置いて視界を遮ると、余計な物が目に入らず、集中しやすくなります。
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薬以外にドーパミンを増やす方法があった!副作用のリスクも無いので安心
薬の副作用が現れ、心理療法だけで対応している時にも、ドーパミンを補う方法があります。ドーパミンの素になる成分を含む、食品を摂取するという方法です。ドーパミンの素になるのがLドーパです。Lドーパは、体内でドーパミンの素になります。
Lドーパを多く含む事で知られるのが、ムクナ豆です。無添加のムクナ豆を原料にした健康自然食品が、「たっぷく豆」です。「たっぷく豆」は、ドーパミンの素になる成分を穏やかに供給するので、副作用の心配がありません。
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