子供がADHDであった場合、遺伝が原因なのでしょうか。
また、ADHDであるかどうかを診断するのにかかる費用は、どれくらいかかるのでしょう。
ADHDは遺伝の可能性もある
両親にADHDがいる場合、子供に必ず遺伝するというわけではないのですが、遺伝する可能性があるとされています。
遺伝する確率は最低20%と言われており、必ず遺伝するわけではありません。
ADHDは脳の機能が未完成だったり、機能障害があったりが原因の発達障害なのですが、遺伝性がある可能性があります。
可能性があるというだけで、必ずしも遺伝するわけではないのです。
しかし、家族の中にADHDの人がいた場合、そうでない家庭に比べて比較的多いというように言われています。
遺伝性がある確実な立証は、まだ研究されていないのですが、遺伝性のある発達障害という風にもいわれています。
また、遺伝性ではなく家族性という説もあります。
ADHDである親を見て育ったため、同じような行動をとってしまうという考え方もあるようです。
遺伝性があり、子供もADHDであった場合に、同じ症状が出るわけではなく、その人それぞれの症状が出るため、遺伝性ではなく家族性なのではないかという考えのようです。
今後、原因も研究も進んだときに、遺伝性があるかどうかも詳しくわかるかもしれませんね。
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→赤ちゃんは頭蓋骨でADDやADHDの特徴がわかるって本当?
ADHDを検査する場合の費用
ADHDの特徴である、不注意・多動性・衝動性の症状が出ていた場合、「ADHDなのではないか?」と思いますよね。
ADHDの検査は、チェックリストを使っての問診、知能テスト、血液検査、MRIなど病院によって診察方法は異なります。
検査内容が違えば、かかる費用も違いますよね。
また、検査を受ける施設によっても費用は異なります。
地域の療育センターや、発達相談センターなどでは、直接診断を下すことはできないようなのですが、無料で検査しているところもあるようです。
小児科での検査の場合、保険適用もつかうことができ、3000円ほどですむ場合もあるようです。
保険適用外のカウンセリングルームなどでは、時間制での費用となり、検査代も数万円かかる場合があります。
地域での幼児・小児の医療費が負担される制度の場所ですと、ほぼ負担費用がない場合もあるようです。
検査をする場合、保険適用されるところでしたら、診断までの費用が1万円いかないぐらいが多いようですよ。
保険適用外となる期間での検査の場合、3万から5万と高額になる場合があります。
検査を受けたい場合、診察を受けに行く予定の病院にあらかじめ費用がどのくらいかかるか聞いてみると確実ですよね。
保険適用の場所と、保険適用外になる場所があるので、費用をおさえて検査したい場合は必ず確認してくださいね。
地域や場所によっては、診察するまでに予約するのに、半年待ちなどもあるので検査を受ける予定でしたら、早めに病院に連絡し予約をとられるといいですよ。
費用もそれぞれ違うので、診察・検査する病院もじっくり考えるのもいいですよね。
→ADHDや発達障害は障害者手帳が貰える?原因は脳にあったのか?
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