発達障害であるADHDの人は、一人暮らししても生活できるのでしょうか。
普通の人だと大学生ぐらいのころには、一人暮らしをして自立する人も多いですよね。
ADHDも同じように一人暮らしをして自立したほうがいいのでしょうか。
ADHDの一人暮らしは危険な場合もある
ひとり暮らしをすると、ガスや電気、水道などの生活に必ず必要なものの取り扱いも自分でやることになりますよね。
不注意症状が多い場合ですと、うっかりミスが大きな事故へと発展しかねません。
ひとり暮らしをする際には、大きな事故へとつながらないように、工夫をしてしっかり注意することがとても大切になってきます。
火の元やガスの管理だけには、絶対注意するように習慣づけてくださいね。
また、今まで親の手を借りて生活していた場合、食事や掃除なども自分でしなくてはいけなくなります。
食事などは最悪コンビニなどでも何とかすることができますが、掃除は自分でやるしかありません。
ADHDの人は片づけられない人が多い傾向にあります。
掃除の仕方にも、工夫が必要となってきます。
極力、物を増やしすぎないことでも、散らかったままの部屋にしないですみますね。
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生活にも工夫が必要
1人暮らしの場合、朝も自分で起きるようになります。
朝ひとりだと起きられない場合、親に電話をかけてもらうなどの工夫をするといいですね。
また、学校や仕事などでの提出物や課題なども、先延ばしにしないようにすることも大事になります。
ADHDの人は先延ばし癖がある人も多いので、予定表などを目立つところに貼るなどして、やることを忘れないようにすることも大切ですね。
親からの資金援助がない場合などは、アルバイトなども必要になる人もいるかと思われます。
金銭管理もきちんとしていないと生活できなくなってしまうので、注意してください。
大学への通学や提出物の提出がきちんとできていないと、単位がたりなくなり留年の恐れもあるので、自分だけでは管理できないようでしたら、両親に頼んで協力してもらうことも大事ですよね。
症状の程度によっては、一人暮らしも普通にできる人もいますが、症状が多かったり、他の発達障害や精神障害を抱えていたりした場合は、一人暮らしは避けたほうがいい場合もあります。
また症状もそこまで出ていなく、一人暮らしを始めてみたが、思うようにできなくてうつ病などの精神障害を持ってしまう場合もあるのです。
場合によっては、一人暮らしを避けたいこともありますが、一人暮らしをして自立している人だって多いのです。
努力と工夫次第では、ADHDの人でも普通に一人暮らしをして生活していけるようになります。
ただ、少しでも異常を感じたり、ストレスが増えてくるようでしたら、周りの人に相談したり、医師やカウンセラーに相談したりしてください。
そのままにしておくと、二次障害としての精神障害を併発しやすくなってしまいますので注意してくださいね。
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