ADHDの人の中で、嘘をつくのが多い子がいます。
ADHDの人が全員そうというわけではありません。
また、盗み癖がある子も多いようですがどうしてなのでしょうか。
嘘が多くなる理由
必ずしも全員がそうというわけではないのですが、嘘をつく子が多い傾向にもあります。
ADHDの人は、自分に自信がないために、嘘をつく人が多いようです。
嘘をつく理由はいろいろあります。
対人関係がうまくいかないため、嘘をついて対等であるふりをする場合もあります。
でも、その時によっていうことが違ったりするので、信頼関係も崩れやすいものとなります。
また、叱られることが多い場合、それを避けるために嘘をついてしまう子も多いようです。
バレバレな嘘も多いため、叱られるから嘘をつくのですが、その嘘をついたことを叱るなどと悪循環になってしまう場合もあります。
子供の場合などは特に、どうして嘘をついたのか周りの大人が汲み取ってあげるといった対処をしてあげるのもいいですね。
嘘をつくことによって、親がかまってくれるから嘘を繰り返しつくようになるといった場合は、少しでもいいので、嘘をつかなくてもかまってあげる時間を増やしてあげることによって、嘘をつくことを減らせたりなくせたりすることもできます。
大人の人だと、本人にとっていい嘘というよりは、無駄な嘘が多く、結局ばれて信用関係もなくなり、信頼関係もなくしてしまう原因となるので、極力無駄な嘘はつかないように心がけてくださいね。
ADHDじゃなくて普通の人もそうですが、女性のほうが、他人によく見られたい、人より上にみられたいという傾向があるので特に注意するように心がけてくださいね。
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→子供が病院でADDやADHDを診断するためのテストやチェクリスト!どんな事をするのか?
盗み癖が多いのはなぜ?
ADHDの人は、衝動性という特徴を持っていますよね。
そのため、欲しいものを我慢することができず盗んでしまう人も多いようです。
盗むということは悪いと分かっているのだけど、繰り返してしまう子も多いようです。
衝動性の症状を軽減できれば、盗み癖も減るかもしれません。
叱りつけることで治る程度ならいいのですが、何度叱ってもダメな場合は薬などの服用をして症状を改善しなくてはいけません。
治療により、衝動性の症状を改善できることができたら、盗み癖も治る場合があります。
治療をせずに、叱るという事ばかりしていると二次障害としてのうつ病などをもつことも多く、さらに症状を悪化させてしまう原因ともなりえるのです。
衝動を改善できることができれば、衝動性が抑えられ盗み癖がなくなるだけではなく、衝動性という面だけでみるなら、よくとらえたら行動力があるともいえますよね。
ADHDの症状は、強すぎると困難なことが多いのですが、症状をある程度改善出来ることができるか、工夫次第ではすごく使える個性ともなるのです。
昔の有名な発明家や学者などの天才と呼ばれた人たちも小さい頃は、ADHDのような症状があったといわれています。
同じ可能性を秘めている場合もあるのです。
ADHDの人全員がそうなわけではありませんが、長所を伸ばせば成功を掴めるかもしれませんよね。
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