不注意・多動性・衝動性が特徴の発達障害のADHDですが、女性の場合どういった行動にあらわれているのでしょうか。
男性とは違って、すぐ手をあげるような人も少ないですよね。
ADHDの女性の場合
多動性の面では、元気がいい子としか見られないことが多く、衝動性の面でも、すぐカッとなっても手をあげる人はすぐないです。
女性の場合の多動性は、過度なおしゃべりとしてあらわれ、衝動性は衝動買いなどにあらわれやすいですよね。
女性の多動性は、行動としてあらわれるのではなく、頭の中だけであらわれている場合もあります。
頭の中でやりたいことがあふれて、どれから手をつけたらいいのかわからなくなってしまう場合が多いようですね。
また、不注意型が多く、うっかりミスや、忘れ物が多いなどは、おっちょこちょいとしてとらわれてしまうことも多いです。
診断基準に当てはまらなく、ADHDとして診断されなかっただけで、ADHDのような行動をとっている人は多いですよね。
女性の場合、必ず診断基準に当てはまらない場合も多いようです。
診断基準となっているものが男性のケースでの基準になっているようで、女性の場合グレーゾーンやあてはまらないとされることも多いようなのです。
また、月経前などには女性ホルモンの影響を受け、ADHD特性の症状が強く出るともいわれています。
不注意型優勢の場合も、なかなか症状としてあらわれないのも診断されない原因なのかもしれません。
また、自己評価も低く劣等感を持ちやすい傾向にもあります。
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→女性や子供のADD・ADHDの人は部屋を片付けられない?治療できるのか?
恋愛や結婚には注意が必要
女性のADHDの場合、自己評価が低いため、いわゆるダメ男との恋愛が多い傾向にあります。
自分がダメな女と思い込む場合が多く、いくら長所や才能があっても、そう思い込み、潜在意識下で「ダメ男なら大丈夫」という思いも働いてしまっているのかもしれません。
それに加えて、ADHDの場合は依存傾向があるため、恋愛依存症にもなりやすい傾向があります。
恋愛相手や結婚相手に依存しすぎて、崩壊してしまうことも多いのです。
衝動性がある場合、その場の雰囲気に流されてしまって男女の関係になって失敗したり、結婚など重要な決断も深く考えず決断をしたりの場合も多いです。
他にも、衝動性や多動性が強い場合、子育ての際にもちょっとしたことでもカッとなり、子供にまで手をあげてしまうなどの虐待傾向が非常に強い場合もあります。
ADHDと診断されてないけど、子どもを叱りすぎる、些細なことで子供にすぐ手をあげてしまうなどの場合、1人で悩まずに医師やカウンセラーに相談してみましょう。
ADHDの症状としてそうなっていた場合、治療をすることで症状が改善され、そういったことがなくなるかもしれません。
また、ADHDの特徴症状で、部屋を片づけられないなどといったことは、男性だとそこまでは気にしたり、言われたりしないのですが、女性の場合「女のくせに」などと言われることが多いですよね。
そういったことが積み重なり、うつ病などの精神障害も併発しやすいので、ストレスを溜め込む前に、周りの人や医師、カウンセラーに相談することをオススメしまう。
→ADHDの生き方!女性は苦労するって本当?自分らしい幸せを得る方法
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