てんかん発作とけいれん発作は別のものになります。
てんかんは病気の名前になり、症状としてけいれんがあるのです。
てんかん以外にもけいれんがおこるものはたくさんあります。
痙攣の種類
てんかんのけいれんの原因として、脳の一部に損傷がおきる、また、電流の回路に異常が起きたときにけいれん発作がおきています。
また成人してからは、脳損傷によって、けいれん発作が起こることが多いです。
子供に多い熱性けいれんもありますよね。
これは38度以上の高熱の時に痙攣がおきるもので、原因ははっきりとはわかっていないのですが、成長過程なので、脳の電流に異常がおこってしまいけいれんが起きてしまうと考えられています。
熱性けいれんは、5~6歳までの乳幼児にみられるけいれんになるので、7歳以上でこのけいれんがみられた場合は、高熱時であっても脳波検査や血液検査をすることをオススメします。
他のけいれん発作として、熱射病によるけいれんは、体温調節がうまくいかなくなって起きているものになります。
筋肉の異常収縮によるけいれんもありますよね。
まぶたのけいれんは、三叉神経痛によるものやストレスによるものになります。
あまりにも、頻繁にけいれん発作がみられる場合、なにか疾患があってそれが原因の場合もあるので、気になった場合は病院で診てもらってくださいね。
けいれん発作が起こる原因として、「脳が原因のもの」と「脳以外が原因のもの」があるのですよ。
また、髄膜炎や脳炎、脳腫瘍や破傷風などの病気が原因となってけいれんがある場合もあります。
けいれんがおきる病気はたくさんありますので、「けいれん発作=てんかん発作」ではないことを覚えておきましょう。
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てんかん発作とけいれん発作の違い
けいれん発作が起こる原因は、てんかん以外にもいろいろあります。
けいれん発作が起こったからといって、てんかん発作とは限りません。
けいれん発作が1度あり、その後はないようでしたら、てんかんとしての発作ではなく、そのほかに原因があります。
てんかん発作の場合におこるけいれんは、繰り返しけいれん発作がある場合に「てんかん発作によってのけいれん発作」となるのです。
けいれんがおきる原因にもいろいろありますが、けいれん発作は一時的なものやてんかん以外での病気が原因の場合もあります。
てんかんの方でも、けいれんがない発作もありますよね。
脳に損傷がおき、けいれん発作がおきても一時的な場合もあり、繰り返しけいれん発作がおきるとは限りません。
何度かけいれんがおきていて、てんかん発作としてのけいれんなのか、気になるようでしたら病院で脳波検査や血液検査などをすることで、てんかんなのか、それ以外の病気なのか、一時的にけいれん発作が起こっているだけなのかわかります。
けいれん発作がおきたから「てんかん」というわけではないので、間違えないようにしてくださいね。
「てんかん」は病名で、「けいれん」は症状になるのですよ。
→てんかん患者の平均寿命は健常者と同じ!重責発作や欠神発作は寿命と関係ない!
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私は内分泌系疾患でテタニーという痙攣が
ありました。医者でも間違えましたから。
そうでない人はもっと間違えるかな