結婚相手がてんかんだった場合は、どういったことに気をつければいいのでしょうか。
てんかんは遺伝性が少ない病気です。
てんかんは遺伝することは少ないのですが、発作が出やすいということだけは遺伝しやすい可能性もあります。
遺伝するとは限らない病気
てんかんは、脳に損傷ができて、てんかん発作をおこすようになることが多いため、脳の損傷が原因のてんかんの場合、遺伝することはありません。
発作をおこしやすいことを遺伝した場合にも、良性のものが多く、きちんとした治療をすれば完治する可能性が高いものになります。
てんかんの種類によっては、薬さえ服用していれば発作がおきないこともあるし、薬の服用で完治することもあります。
難治性のてんかんの場合は、薬の服用でも改善の効果がみられない時もあるのですが、結婚相手がてんかん持ちだったからと言って、将来子供が生まれたときの心配を過度にする必要はないのです。
女の人がてんかん持ちだった場合、妊娠している時に、てんかんの発作を抑える薬を飲むことによって、赤ちゃんに影響が出てしまうこともありますので注意が必要です。
また、てんかんの薬によっては、妊娠中に必要な葉酸を補うためにも、妊娠する前から葉酸を摂ることをオススメします。
妊娠中のけいれん発作も、切迫流産や切迫早産の原因ともなってしまうことがあるので、注意することが必要となってきます。
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発作の種類を覚えておくことも大事
結婚相手がてんかんをもっていた場合、てんかん発作をなるべく起こさないようにしてあげることも大事なこととなってくる場合もあります。
疲れを溜め込んだり、ストレスを溜め込んでいたりする場合には、発作がおきやすくなってしまうので注意することが必要です。
発作にもいろいろな種類がありますので、相手の発作がどのくらいの頻度でおき、どういう症状で、どういった対処をすればいいのか、薬の服用間隔を把握しておくといいですよね。
薬さえ飲んでいれば発作がおきないタイプの人でしたら、外出する際にも、薬の飲み忘れがないように気をつけていれば、発作が起こることを防ぐことだってできます。
てんかん発作がおきやすい原因がわかっている場合は、そのような原因となる行動をとらないことで発作がおきるのを防ぐこともできますよね。
スポーツすることも、旅行など行くことも、発作がおきない限りは可能なことが多いので、薬で発作がおさまるタイプの人だったら、発作が起こる原因となる行動を避け、きちんと医師の指示通りに薬の服用をしていれば、普通の人と同じように生活できます。
それでも万が一発作がおきてしまった際に、どういった対処をしたらいいのかはきちんと覚えておくことが大事です。
発作の出る頻度は、人により違い、毎日頻繁に出る人もいれば、めったに発作が出ない人もいます。
相手のてんかんの症状を知っておくことは、きちんとした対処にもつながりますので覚えておくようにしましょう。
結婚相手がてんかんを持っていたからと言って、過度に悲観することはありません。
運転できないなどのことはデメリットにもなる場合もありますが、発作が毎日のように起きるタイプとも限らないので、てんかん発作をコントロールするための薬の服用だけは忘れないように気をつけてくださいね。
→てんかんは脳波の波形が特徴的!脳波に異常なしでも症状が出る?
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