対人関係が苦手なことを特徴とする、アスペルガー症候群の人は見た目や顔で判断ができるのでしょうか。
アスペルガー症候群の特徴
アスペルガー症候群の特徴として、相手の気持ちを読み取ることができないため、悪気はないのに不愉快なことを言ってしまうこともあります。
悪気がないので、相手が怒っていてもなんで怒っているかがわからないのです。
そういったことをふまえて、全体的にコミュニケーションが苦手な場合が多いです。
また、言われたこと以外は行動できない場合も多いので、自分勝手と誤解を受けることもあります。
言われたことをそのまま受け取ることも多く、軽くお世辞を言ったつもりでも、大げさに喜んだりすることもありますし、冗談も本気でうけとってしまう人が多い傾向にあります。
あいまいな言葉などを理解することが難しく、具体的に言われないと理解できないといった面も見られます。
予定外のことに、臨機応変に対応できないことが多く、急な変更などには、混乱してパニックを起こしてしまう人もいるのです。
暗黙のルールなども、理解できないことが多いので、「普通だったらこういう時にこうしない」ということはわかりません。
コミュニケーション能力が低く、集団行動になじめなかったり、1人で遊んでいたりする方が好きな場合は、アスペルガー症候群の可能性があるかもしれませんね。
中には、感情のコントロールが苦手な人もいて、すぐに癇癪やパニックを起こしてしまう人もいるようです。
最近だとよく煽り言葉のように「アスペ」と使う人も多いですが、普通の人でも、アスペルガー症候群の人でも、個人差があるので、人による症状の程度や、苦手な部分も違うこともありますので、「コミュニケーションが苦手=アスペルガー症候群」だとは限らないので、偏見をもった目で見るのはやめたほうがいいですよね。
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顔の特徴は?
アスペルガー症候群の場合、全員がそうというわけではないのですが、「無表情」人が多いようです。
喜怒哀楽がないわけではないのですが、その感情が表情に出ないため、場にそぐわないとして、誤解をうけることも多いようです。
また、話し方にも特徴が出ている場合もあり、感情に左右されないで、常に一定のトーンで話してしまう人もいるため、棒読みのような状態になってしまう人もいます。
子供の時は、顔立ちが綺麗に整っている場合や、堀が深い場合も多いようです。
大きくなっても童顔の人も多くいて、年とともにバランスが悪い状態になる人も多いようです。
顔つきの特徴として多いのが、細長で切れ長の目、顎がとがっているとも言われています。
そういう顔つきだからと言って、全員が全員アスペルガー症候群というわけでもありません。
そういった顔立ちに加え、コミュニケーション能力が低いなどの場合、アスペルガー症候群の可能性もある場合もあります。
また、生まれつき頭が普通の人と比べ、大きい場合もあるようです。
個人差がありますので、顔つきに特徴が出ている場合もあれば、出ていない人もいるので、同じような顔つきでも、アスペルガー症候群の特徴を持っていてはじめて「この人、もしかしたらアスペルガー症候群なのかもしれない」という程度に受け取ったほうがいいかもしれませんね。
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