アスペルガー症候群の特徴として、こだわりが強いことがあります。
こだわりが凄く、生活に支障が出てしまっている場合、どう対応したらいいのでしょうか。
3歳児のアスペはこだわりが凄い?
アスペルガー症候群の人は、特徴として、こだわりが凄いことがあります。
自分の中で、物の位置が決まっていて、そこの場所に物がないだけで、癇癪をおこすこともあります。
物だけではなく、自分の座る席などが決まっていて、違う人にその場所をとられただけでも、大声で怒りだす子もいます。
好きなことや興味がある事には、異常な集中力を見せ、それに集中している間は、話しかけても聞こえていないことも多く、その時間を邪魔されると、怒り出したり、混乱したり、パニックを起こすことだってあるのです。
こだわりが強いためか、集団で遊ぶよりも、自分の好きなことをして、1人で遊んでいるのが好きな子もいます。
普通の人でもこだわりがある人は多いですよね。
でも、アスペルガー症候群の人は、普通の人に比べて、異常にこだわりが強いだけではなく、応用も効かないことが多いです。
手順にこだわる子だと、応用がきかないことが多いため、手順が違うだけで、混乱したり、癇癪を起したり、パニックになってしまう子もいるのですよ。
こだわることは、人によりますので、何に対してこだわるかは、その子次第なのでわかりません。
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三歳児のアスペはどう対応したらいいのか
アスペルガー症候群の特徴ともいえる、こだわりの強さですが、場合によっては生活に支障が出てしまいますよね。
そんなとき、どう対応したらいいのでしょう。
自分の好きなことをやっている時間を邪魔されることで、癇癪をおこしてしまうなどする子の場合、あらかじめ、ルールを決めておくことが必要になります。
アスペルガー症候群の人は、ルールや規則性を守るということが好きな子も多いので、スケジュールを決めておくことがいい方法だといえます。
ルールを守ったら褒めてあげることで、習慣づけることができます。
好きなことに何時間でも集中してしまうため、この場所でこの時間だけというようなルールを作っておき、それを守らせるようにしてあげることが必要になります。
また、予定外のことを嫌うので、物を動かすときや、その子の中での自分の席に座るときなど、声をかけてあげることで癇癪をおこすことをおさえることもできます。
物を動かしただけで癇癪をおこした時も、頭ごなしに叱るのではなく、どうして動かしたのか、説明してあげることで理解していくようにもなります。
アスペルガー症候群の場合、叱られることで、すぐ傷つきネガティブになってしまう傾向にもありますので、子供のしたことを受け止め、褒めながら教えて行ってあげることが大切なことにもなります。
その子の自尊心を気付つけない対応が大切なことになりますので、対応にも注意が必要になるのです。
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