発達障害をもっている子供は、言葉の遅れがみられるのでしょうか。
発達障害にも、色々な種類がありますが、どの種類だと言葉の遅れがみられるのでしょう。
言葉に遅れがでる発達障害
発達障害といっても、ADHDや学習障害、自閉症やアスペルガー症候群などいろいろありますよね。
ADHDの場合、「落ち着きがない子」として言われるように、じっとしていることができないなど、行動に症状が出ています。
学習障害の場合、特定の読む・書くなどの分野の1つが困難である事が特徴となっているため、小学校に入ってからわかることが多いですよね。
自閉症やアスペルガー症候群などの広汎性発達障害の場合、言葉に遅れが生じることがあります。
広汎性発達障害は、コミュニケーション能力に障害があるため、言葉の遅れが生じることがあります。
広汎性発達障害のうち、自閉症の場合、言葉の遅れがみられます。
アスペルガー症候群の場合は、言葉に遅れはないのですが、言葉の意味を理解することが困難となっています。
自閉症の子供は、周りの子と比べ、言葉を覚えていないことも多くみられます。
周りの子が、会話している年齢でも、単語しか話すことができないなどがあるのです。
ただ、個人差もあり、なかなか話すようにならなかった子でも、急に話しはじめる子もいたり、逆に今まで年齢的にはしゃべっていた方だとは思っていても、それ以上しゃべるようにならなかったりすることもあるのです。
そのため、なかなか判断がしづらい場合もあるのです。
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発達障害以外でも言葉が遅れる場合がある
自閉症の子だと、言葉の遅れがある事が多いのですが、他の原因で、言葉に遅れが生じていることもあります。
発達障害のうち、言葉に遅れが出るのは自閉症の場合が多いのですが、合併症で知的障害をもっている場合も、言葉に遅れることもあります。
学習障害のうちの、話すことが困難なタイプも、言葉が遅れているようにみられることもありますよね。
発達障害のみで、言葉に遅れる場合、理解していても口に出すことができないことが多いです。
知的障害をもっていた場合、言葉の意味を理解できずに、言葉に遅れがみられます。
また、言葉に遅れが出る原因として、言葉が聞こえていないという原因からくる聴力障害の場合もあるのです。
他にも、言葉に遅れはあるものの、他に障害をもっていない場合もあり、何が原因なのかなかなか判断がつけづらいこともあるのです。
言葉の遅れがあり、そのほかの発達障害の特徴である症状や行動が出ている場合、発達障害である可能性が高いといえます。
言葉の遅れがあり、疑わしい場合は、病院などで発達検査を受けてみることも必要な場合がありますね。
年齢にあった発達をしているかの検査になりますので、周りの子と比べる機会がなかったり、どのくらいだったらいいのかわからなかったりした場合は、相談してみることも大切ですよね。
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