ADHDの治療薬に「ストラテス」があります。子供によく処方される薬です。ストラテスを子供に飲ませた時の効果と副作用は、どのようなものでしょうか?どんなデメリットがあるかも、注意しておきましょう。
目次
ストラテスは非中枢神経刺激薬!副作用が少ないのが特徴
ストラテスは、非中枢神経刺激薬です。ドーパミンとノルアドレナリンを増やし、ADHDの症状を改善させる効果があります。中枢神経刺激薬に比べると、効果がマイルドな代わりに、副作用が少ないのが特徴です。依存性も低く、薬の濫用のリスクが少ないとされています。
ストラテスは、6歳から使用できる薬です。6歳未満だと診断が確定していなかったり、心理療法が優先されるため、使用開始年齢は6歳とされています。
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副作用は服薬初期に現れる事が多い!薬の量は徐々に増やしていく
ストラテラの主な副作用は、頭痛、腹痛、食欲不振、不眠などです。副作用は、服薬し始めた頃に見られる事が多いとされています。服用して数日後に、副作用が現れるのが普通です。早い場合は、服用して数時間後に副作用が現れる事もあります。
そのため、様子を見ながら、薬の量を少しずつ増やして行きます。最初のうちは1日1~2回服用します。効果は1日続きます。これが、ストラテスの大きなメリットです。1週間は様子を見て、副作用が出ないようなら、徐々に薬の量を増やします。
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副作用はすぐに現れるのに効果が現れるまでに時間がかかるのがデメリット
ストラテラは、効果が現れるまでに時間がかかります。効果を実感するまでに、通常、1ヶ月はかかります。人によっては、2ヶ月くらいしてから効果を感じる事もあります。
効果を実感できない期間に、副作用は現れます。投与量は、徐々に増やして行きますが、18歳未満では体重をもとに計算されます。まれに、副作用として体重が減少する事があります。その場合は、医師に相談しましょう。
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効果が実感できない辛い期間に試してみたいのはコチラ!忘れ物が多い子供に最適
ストラテラを飲みだして、効果が実感できるまでの間、ADHD特有の物忘れをケアする方法があります。DHAとEPAの摂取です。DHAが不足すると、物忘れの症状は酷くなります。DHAを補いましょう。体内でDHAに変換されるのが、EPAです。EPAも合わせて摂取するようにしましょう。
DHAもEPAも、青魚に含まれる必須脂肪酸ですが、加熱すると減少します。効率よく摂取するには、サプリメントが適当です。DHAもEPAも、酸化しやすい栄養素です。酸化を防ぐビタミンEが、一緒に配合されているサプリメントを選びましょう。
DHAとEPAがビタミンEと一緒に配合されているのが、「美健知箋EPA&DHA」です。「美健知箋EPA&DHA」は、シームレスカプセルで仕上げてあるので、魚臭くなく、魚が苦手な子供も問題なく飲めます。
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