最近では、発達障害の子供も増えてきています。
その中の、グレーゾーンとよばれる子供たちもいるのを知っていますか。
グレーゾーンとよばれる子たちの特徴には、どういったものがあるのでしょうか。
発達障害のグレーゾーンの診断がつけられない子供たち
発達障害のグレーゾーンは、発達障害なのかもしれないといった行動や言動をとっているのにもかかわらず、確実に発達障害であると診断がつかない場合に、「グレーゾーン」とよばれます。
たとえば、ADHDの疑いがあり、特徴である「じっとしていられず落ち着きがない」といった症状が出ているのだけど、他の特徴に当てはまらないことや、発達障害なのか、個性や性格なのかわからないなどで、診断がつかないこともあります。
ADHDなどの発達障害だと診断がついた場合、その症状にあった適切なタイプや治療、療育をすることができますよね。
グレーゾーンの子は、診断名がついていないので、適切な対応をとることができません。
そもそも、発達障害として出ている症状なのか、ただの個性なのかもわからないのです。
日常生活などに支障が出ないようでしたら、それは個性にもなり、問題はないのですが、その個性によって、周りとの溝ができてしまうこともあります。
「ちょっと変わっている子」などですめばいいのですが、そのことが原因でいじめの対象になってしまうことや、周りの子から嫌煙されることや、先生から問題児としてあつかわれるなどの場合もあります。
グレーゾーンと言われていた子でも、医療機関によっては、発達障害と診断されることや、もう少し成長してから発達障害と言われる子、グレーゾーンのままの子と、色々なケースがあります。
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発達障害のグレーゾーンの子供で注意したいこと
グレーゾーンの場合、適切な対応をとる事ができないことが多いですよね。
症状にもよるのですが、知能的な遅れがみられない場合は、普通クラスになります。
普通クラスで心配したいことが、個性としてとられていたとしても、注意されたり叱られたりすることが多いことや、周りの人からの誤解をうけるなどで、子供にストレスがたまったり、自信喪失することが多かったりなどで、二次障害としてうつ病を持ってしまうこともあります。
発達障害なのか、個性なのかわからないために、適切な対応をとられることがないために、グレーゾーンの子は、二次障害になりやすい場合も多いのです。
他の子に合わせてついていけるようなら、普通クラスでもうまくやっていくことができますが、二次障害の注意だけは必要になります。
いろいろな不安もあると思いますが、グレーゾーンでも療育に通うことも可能です。
医師やカウンセラーに相談しながら、育てていくことも大切になってくる場合もあります。
子供が変わっていて困るなど、ストレスを抱え込んでしまうようでしたら、医師やカウンセラーに相談してみてください。
手帳がなくても療育をうけられる期間もありますので、相談してみるのもいいですよね。
第3者などから、客観的に見ることによって、違う面も発見することができたり、安心できたりすることがあるかもしれませんよ。
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