ADHDを疑って検査を受けさせたところ、「グレーゾーン」と判断される場合があります。ADHDのグレーゾーンとは、どんな状態でしょうか?ADHDの子供の反抗期は、普通よりも酷いのでしょうか?限界を感じた時の対応方法を説明します。
目次
診断基準を満たさないのがグレーゾーン!薬を服用する事で状態が改善する事が多い
ADHDのグレーゾーンでは、感情の波が大きい、気に入らない事があると騒ぐ、集中力が持続しないなどの症状が目立ちます。
ADHDに近い状態ながら、診断基準を満たさないのが、グレーゾーンです。また、ごく幼いうちで、成長過程でどのように変化するのかを見極める必要がある時も、グレーゾーンと言われます。
ADHDの症状が見られ、知能検査でIQが70以上の場合も、グレーゾーンと言われる事があります。
グレーゾーンと判断されたケースでは、ADHDの薬を服用する事で、症状が軽減する事が少なくありません。集中力が増したり、学校の成績が向上したりするケースもあります。
→子供がADHDになるのは親の遺伝が原因?検査する費用はどの位?
通院や服薬を嫌がる事がある!思春期になるとその傾向が顕著になりやすい
ADHDの子供は、知的な遅れを伴いません。そのため、ADHDと診断された場合も、通院や服薬に対しては、拒否反応が出やすい傾向があります。
グレーゾーンと判断された場合は、服薬を嫌がる事が少なくありません。「病気でもないのに、どうして薬を飲むのか?」と納得できないためです。
小学生のうちは、保護者の言葉に従って薬を飲んでいても、思春期になると、反発して、服薬や通院をやめてしまうケースが多く見られます。他の友達と比べて、自分が特別な存在と思いたくないからです。
グレーゾーンと判断された場合は、思春期になって再度検査を受けてみるのも、1つの方法です。思春期になって、ADHDの診断が確定する事もあります。
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→子供・幼児のADHDチェックリスト!いくつ以上でADHDなのか?
ADHDの反抗期は普通よりも酷い!二次障害としての反抗挑戦性障害
ADHDの子供は、そうでない子供に比べて反抗期に見られる反発が酷いと言われます。ADHDの症状によって、注意されたり叱責される事が多く、ストレスが溜まりやすいからです。
ADHDの子供の50%は、反抗期になると「反抗挑戦性障害」を引き起こすとされています。周囲の大人に挑戦的な態度を取ったり、言い争いを不必要にしたり、怒りっぽくなったり、意地悪したりするのは、反抗挑戦性障害と見られます。反抗挑戦性障害はADHDの二次障害です。
子供のイライラの原因を減らそう!落ち着きをサポートする成分の摂取でイライラが減る
反抗挑戦性障害では、「注意に従うのは負け」という考え方をする事が少なくありません。注意をしなくて済む環境を用意してあげましょう。子供が落ち着いて物事に取り組めるよう、注意力や集中力をサポートするのが適当です。
注意散漫や集中力の欠如を改善するとして、注目を集めているのが、リン脂質です。リン脂質は脳細胞の材料であり、定期的に摂取すると、脳の機能の向上に役立つとされています。
大豆に含まれているリン脂質の一種、ホスファチジルセリンを1粒に100mg配合してあるのが、「コドミン」です。
「コドミン」は、食品扱いなので、飲む時間や量に特に決まりはありません。反抗期の子供にも受け入れやすい飲み方です。
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