脳の機能障害が原因の発達障害のADHDは、脳波にも特徴があるようです。
どのような特徴があるのでしょうか。
必ず脳波異常があるわけではない
ADHDであるかどうかの検査をするときに、脳波検査をする場合もあります。
ADHDの場合35%ぐらいの人に脳波の異常が存在しています。
脳波検査やMRIは、必ずしなくてはいけない検査ではないので、ADHDの人でも異常がない場合もありますし、異常があるのだけど検査していない場合もあります。
ADHDの人は、ガンマ波とよばれる脳波が普通の人より多く、激しく活動するなどがあり、多動性としての症状としてあらわれていることもあります。
他にも、てんかんをもっている人の脳波とも似ているとも言われます。
また、脳波の同調が低いとも言われています。
シータ波が不注意症状の集中にも関係しているといわれていますね。
ベータ波が以上に強い場合や、シータ波が非常に強い場合が多いそうです。
ベータ波は、忙しい脳波になっていて、強い場合の脳は強く働いています。
シータ波は、ゆるい脳波になっていて、強い場合の脳はあまり働いていないのです。
ベータ波が強い場合は、色々なものに興味が移ってしまったり、過集中になったりする傾向があります。
シータ波が強い場合は、1つのことに集中できなくなる傾向になります。
ADHDの場合、脳波検査は必ずしもする検査ではないので、自分のパターンを知らない人もいる場合が多いですが、もし検査をしていて脳波に特徴があった場合などは、脳波トレーニングなどをすることもできますね。
ADHDであっても、脳波には異状もない人がいますので、必ず異常が出るといったわけではないので、そのことは頭に入れておいてくださいね。
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→ADHDは見た目でわかる?どの位の割合でADHDの人は居る?
診察する場合は何科に行けばいい?
ADHDの検査をする場合、何科の病院に行けばいいのでしょうか。
ADHDの検査は、専門医がいる病院が好ましいです。
専門医がいる病院が、子供の場合「小児精神科」・「児童精神科」などの入っている大学病院や総合病院で診療できます。
他にも、子供のメンタルクリニックや発達クリニックといった名前で、診療されている病院もあります。
近くに専門の医療機関が見当たらないといった場合は、地域の保健センターや発達障碍者支援センター、児童相談所などで相談をするのもいいですよね。
相談することにより、診療できる病院を紹介してもらえるので、もしかしたら近くに専門医がいる病院がいる場合もありますよ。
大人のADHDの診察は、「心療内科」や「精神科」で診察ができます。
メンタルクリニックなどでも診療可能ですね。
大人の場合は、一応診察する前に、大人のADHDも対応しているか病院に問い合わせておくことも必要な場合もあります。
子供はみているけど、大人は対応していない病院もあるようなので、あらかじめ問い合わせしておけば、行って大人は対応してなかったなどのこともなくなりますよね。
大人のADHDを対応している病院が見つけられない場合、発達障害支援センターや保健所、精神保健福祉センターに相談してみてください。
近くに専門医がいる医療機関を紹介してもらうことができます。
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