てんかん発作がおきた場合、発作の様子を記録しておくことが、今後の治療にも大きく役立ちます。
病院で診察時には発作がおきていない時に行く場合のほうが多いですよね。
そのため記録をつけることは大事なことになります。
てんかんの発作を記録する方法
記録をつける際に、冷静に対応できている場合だったらいいのですが、慌ててしまっている場合はメモ書きでもいいので、あとで詳しく書くときなどに思い出せるようにしてください。
携帯電話の動画機能を使い、ビデオを撮るのもいいですよね。
注意してみるポイントとしては、
・いつ発作がおきたかとその時の状況
・発作がおきる直前の行動や様子
・発作のはじまり方
・発作の経過
・発作後の様子
になります。
発作がおきた時間や状況を記録することで、毎回同じような時間帯や状況で発作が起こる場合も多いので、発作時に記録をつけることで発作がおきやすい時間や状況がわかります。
発作が起きる直前の行動や様子を記録することで、原因となっているものや前兆としてあらわれている症状などを知ることができますよね。
発作のはじまり方や発作の経過は、治療方法に必要な情報になるので、できる限り詳細に記録しておいた方がいいです。
発作がはじまった時に、意識が曇っていた場合は、動作が止まっている・応答がないなどの様子などを記録してください。
転倒がある場合、転倒時の方向や姿勢などを記録しておくといいです。
痙攣がある場合は、どこから痙攣がはじまったかを観察しておきましょう。
動作異常から始まった発作の場合は、その時の動作や呼吸の状態、表情や視線などを見てください。
発作中の観察も忘れずにして、記録をつけるのですが、痙攣がある場合、どの部位に広がっていったか、ガクガクしていた、つっぱっていたかなども記入しておくといいです。
まさぐる、物をつかむなどの自動症があった場合の様子も見ておいてくださいね。
発作後に発作の記憶かあるかどうかや、前兆があったかも記録しておくといいでしょう。
他にも気づいた点などあったら記録しておくと、あとで診断する際のヒントとなることもあります。
記録の仕方として、順を追って記録をつけるようにすると、自分でも医師でもわかりやすいですよね。
ノートなどで表にしておくと見やすいですし、もし引っ越しなどで病院が変わる際にもそのノートを見せれば違う病院の医師も判断しやすくなるので、大切に保管しておくようにしておきましょう。
スマートフォンなどでしたら、てんかんの記録アプリなどもありますので、それを利用するのもいいですね。
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てんかんの発作で気をつけたいこと
いつもより発作の頻度が多い場合や、発作時間が長い場合、発作の時間は短いけど長時間繰り返している場合は、「重積発作」になっている場合が多いので、病院で医師に診てもらうようにしましょう。
場合によっては緊急治療が必要なこともあります。
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